以前「Etsy」という海外のハンドメイドサイトからシャドーボックスを購入した記事を書きました。
3Dアート(シャドーボックス)とは?
17世紀中頃ヨーロッパで始まったと言われ、その後フランスで大流行。やがてアメリカでいろんな技術が取り入れられ発展しました。
海外ではシャドーボックスと呼ばれることが多く、出来上がった完成品は高値でやりとりされています。同じ絵柄を部分別にカットして層に距離を置きながら重ねていくことによって立体感を出します。カットしたパーツごとにカーブをさせて表情を付けたり、カットする場所を工夫したりすることにより、作者ごとの作品ができあがる奥の深いアートです。
http://www.tokihouse.com/gentie/3d/3d.html
購入した「SunforgeCards」さんとその後もメッセージのやり取りを何度かしているうちに、僕が欲しいカードをシャドーボックスにしてもらえることになりました!
作成依頼という形で、欲しいカードを伝え、見積もりをとってもらい制作に取り掛かってもらえることになりました。それが去年の10月くらいだったと思います。
今回依頼したカードの数が多かったので、作成が完了し手元に届いたは今年の1月になりました。
凄まじいスピードで作成してくれたのでとても感謝しております
制作過程もちくいちDMで送ってもらえてテンション上がりました
思い出のカードをたくさん依頼したので実際に実物を見た時はとても感動しました!今回はそんなシャドーボックスたちを見てほしい記事になります。
依頼した作者様 SunforgeCards
「SunforgeCards」への見積もり依頼
「SunforgeCards」さんへ漠然とシャドーボックス化したいカード名を上げただけですが、見積もりをしっかりと送ってくれました。
Maide of Macabre:
- 8 layers for 3D model
- 1 layer for front/background
Price breakdown: - Materials = 10 USD (cards + shipping, sourced from https://www.cardmarket.com/)
- Base YuGiOh card price = 50 USD
- Very complex (large number of pieces and small pieces, +10 hrs) = 40 USD
Total = 100 USD
作成するのにどれくらいのレイヤーを使用するか、材料代、カードの複雑さなどを踏まえた作業量など、細かな金額の詳細を教えてくれました。最終的にどれくらいの金額になるかもわかります。
またどの部分を切り取ってシャドーボックス化するのか画像を添付して見せてくれます。上記の場合だと8枚のカードを使用して1枚のシャドーボックスを作成します。
見積もりがわかりやすいし、見積もりの時点でテンションも上がります
そんなこんなで6枚のカードの見積もりを取り、1枚カード(作成済みのモノ)をプラスして、合計7枚のカードを購入しました。
「SunforgeCards」のパッケージ
海外から発送されるのでカードの単価なども考えて、送料が高いですがDHLで送ってもらいました。紛失されたらたまらないです。
ついにパッケージが手元に着弾しました。
ダンボールを開けてみると「Thank you」の文字。
「Thank you」の紙を広げてみるとなんとカードが入っていました。青眼の白龍のカードかな?
ありがとうございます!
こちらが本日の主役である遊戯王のシャドーボックスです。
バーっと並べてみました。シャドーボックス1つ1つに作者様のサインとカード名が入っています。
ロゴが入ったカードでおしゃれでいい感じです。
ハードケースに入れられさらに緩衝材に巻かれているので、破損の心配はなさそうです。
「SunforgeCards」シャドーボックスレビュー
今回購入したカードたちです。
「Blue-Eyes White Dragon」だけはすでに作成済みで、購入させてもらいました。
「Blue-Eyes White Dragon」シャドーボックス
購入した「Blue-Eyes White Dragon」から見ていきましょう。
ブルーアイズのシャドーボックスの他に英語版の青眼の白龍が入っていました!こちらもおまけみたいです。ありがとうございます!
左がシャドーボックス化されたブルーアイズで、右がカードのブルーアイズです。
ブルーアイズが立体化され、超レアカード感が溢れています…!
これが伝説のレアカード…。
僕は遊戯王初期勢なのでブルーアイズにはすごく思い出があります。
結局パックでは当てられなかったなぁ…。
アップにしてみました。
全体が立体化され光沢が出るように塗料が塗られているようです。
特徴でもある青い瞳がキラキラして最高にかっこいい。
顔だけではなく、体やツメ部分にもぬかりはありません。
カードのテキスト部分の縁も綺麗にシャドーボックス化されています。
ブルーアイズは6枚のカードで構成されていました。
デスクの上に飾っておけば、最高のインテリアになりそうです。
ブルーLEDでライトアップしてみました。どこから撮ってもかっこよくて満足です。
このブルーアイズは家宝になるので、スーパーハードケースに閉じ込めて飾っておきます。
最高の作品をありがとうございます!
「Maiden of Macabre」シャドーボックス
こちらは「SunforgeCards」さんのInstagramに動画が上がっており、一目惚れしたカードです。
日本語名だと「ゲイシャドウ」という名前です。
初期勢の僕にはさっぱりわからないカードです。遊戯王って基本気持ち悪いクリーチャーやガイコツ、かわいいのはよくてエルフくらいだと思っていたのですが、今ではこんな美しいカードが出ているんですね…。
花魁のような姿なのに大きな鎌をかついだなんとも最高のカードです。
色合いも素晴らしく、デザインも完璧です。
シャドーボックス化することで、さらに美しいカードになっていると思います。
この顔つきがたまりません…。
頭のかんざしを見てみると、どれだけ細かいか見えてきます。これはすごい。
鎌に描かれたドクロが好き。
LEDでライトアップすると艶やかさが増して最高にいいです…。
ウルトラレアカードのようにビカビカに光ってなくて、控えめな感じも好きです。
「Maiden of Macabre」…とても素晴らしい作品を手に入れました!
「Jinzo」シャドーボックス
こちらはみなさんお馴染みの「Jinzo」こと「人造人間-サイコ・ショッカー」です。
こいつを手に入れたときには最強すぎて無双状態でした。
かなりグロテスクなモンスターですが、シャドーボックス化することでかなり映えるのではないかと思い依頼してみました。
思った以上にかっこよくなって満足です。
レアカードなのでビカビカしていないですが、これはこれで雰囲気があっていい感じです。
立体化されて分身する脳みそ男。
少し加工したら更にかっこよくなってしまった「Jinzo」
ライトアップするとサイバーパンク感が増して最高です。
昔からこういう気持ち悪い感じがすきだったので、これからもグロテスクな造形物手に入れたい。
「El Shaddoll Construct」シャドーボックス
日本語名だと「エルシャドール・ネフィリム」というカードです。こちらも僕はまったく存じ上げませんでした。
「SunforgeCards」さんのInstagram投稿をみて一目惚れしました。
1度作成したこともあって特別なカードにしてみたいという要望もあり、了承したところ特別なフレーム枠で作成してくれました!
名前や属性、星の部分が多段処理されており、とてもかっこいいフレームになっています。
この融合カードのパープルカラーもいい味をだしています。
テキスト付近を見てみるとここもうまい多段処理がされており、他のカードとは異なります。
全体を見てみるとこんな感じです。
これは作成に時間がかかったのではないかと思います…。
カードカラーがパープルなのでライトアップするとすごくかっこいいです。
顔がとてつもなく美しい…。最近のカードは素晴らしいな…。
「El Shaddoll Construct」こちらも最高のシャドーボックスです!
「Slifer the Sky Dragon」シャドーボックス
ついにきました誰もが憧れる神のカード。
「Slifer the Sky Dragon」=「オシリスの天空竜」です。
僕の時代では何かの付録で付いてた気がしましたが、どうでしょうか。しかも裏面が普通とは違う色だったので完全にコレクション要素になっていた気がします。
手札の枚数ごとに攻撃力と守備力が1000アップするというチートカード。
今回こちらの神のカードも特別仕様になっており、ゴールドフレームが採用されました。
神に金色はすごく合うことがわかりました。
テキスト周りももちろんゴールドです。
属性と星を見てみると、レジンに金が混じってるような気がします。
オシリス本体をアップにしてみました。
シャドーボックスと相性がよく、立体化されることで迫力が増しました。
ブルーアイズは伝説感がありますが、神はまた違ったレア感があって素晴らしい。
ライトアップしたら…やばすぎない…
神のカードではオシリスが一番好きです。
「Obelisk the Tormentor」シャドーボックス
続いてはもちろん最強のパワーカード「Obelisk the Tormentor」=「オベリスクの巨神兵」です。
こいつも攻守4000というチート級カードです。
こちらもゴールドフレームが採用されており、巨体なオベリスクにはぴったりです。
カード枠内いっぱいに広がる体がシャドーボックス化することで更に迫力が出ました。
小細工なしのパワープレイをしてきそうな顔がとても好きです。
ブルーカラーがとても似合うオベリスク。強そうです。
「The Winged Dragon of Ra」シャドーボックス
最後のシャドーボックスはもちろんこのカードです。
「The Winged Dragon of Ra」=「ラーの翼神竜」
原作ではマリクが謎の言葉で操っていたチートカードです。
ラーのシャドーボックス化は素晴らしい出来になっていました。本体がイエローなのでゴールドフレームも似合っています。
本体のディティールがかなり細かいので、こちらも作成に時間がかかったと思います。
爪もピカピカに光っています。
この色合い、最高すぎます。
ゴールドが好きな僕にはラーもかなり好きなデザインです。
シャドーボックス三幻神並べてみた
最後にこれをやらないと終われません。
もう何も言うことはないでしょう。全てのシャドーボックスが最高でした!
「SunforgeCards」さん、ありがとうございました!
まとめ:カードの立体化が癖になりそう…
「SunforgeCards」で依頼注文した遊戯王シャドーボックスの紹介でした!
画像をたくさん載せてみましたが、良さが伝わったでしょうか。
7枚のシャドーボックスを購入しましたが、どれも素晴らしい作品になっており以前購入したものよりさらにクオリティが上がっていました。大切にします。
「SunforgeCards」では制作過程をYoutubeに上げたり、TwitterやInstagramで作品を公開しています。彼のPatronに参加すれば、シャドーボックスの有意義な情報が得られはずです。
Patronを見てみると作成依頼も受けているようなので興味があればコンタクトをとってみてください。
ここまで読んでくれてありがとうございました!シャドーボックス最高です!
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