以前販売された「VULCAN X KBDFANS MAJA MECHANICAL KEYBOARD DIY KIT」というキーボードが先日再販されました。これがAlice配列のキーボードでスルーしていたのですが、いざストックされていると欲しくなるもので気づいたら購入していました💸

意識外からのリストックほんま辛い…


「MAJA」は東南アジアを支配していた偉大な帝国であるマジャパヒト王国にちなんで名付けられました。重りにはスーリヤと呼ばれるマジャパヒトの輝かしいエンブレムが印字されています。
Alice配列と呼ばれる少し角度が付いたレイアウトになっており、手首や腕の疲れを軽減すると共に見た目もかっこいい物になっている。


「MAJA」はトップマウントを採用し、ケースフォームとプレートフォームが付いています。さらに矢印キーも採用し、少し右に長いキーボードになっている。
初Aliceは「Type K」と呼ばれるめっちゃかっこいい奴にしようと思っていたのですが、不意なリストックに負けてしまいました。約300ドルでAlice配列キーボード…いいと思います💸
今日は「MAJA」の開封からビルドまでレビューしていきます。
「MAJA」のパッケージ

結構ボコボコにされたダンボール

今回はバルカンというところとのコラボでKBDFANSが販売しています。

ダンボールを開けたらいきなり「MAJA WOODEN WRIST REST」が登場。「MAJA」専用の木製リストレストです。購入するか迷いましたが、こういうのって再販されないので買っておきました。

こちらが「MAJA」本体と付属品です。

今回は「E-white」カラーにしてみました。最近ブラック系が多かったのでたまには真っ白なキーボードが作りたくて選びました。

輸送の問題なのか仮組みされて着弾しました。Brass(真鍮)プレートがとてもかっこいい。

こちらが矢印キー部分。最近Alice配列で追加されるキーボードが多い気がします。

安定のアルミニウムケースがとてもかっこいい。

Majaは、高品質のアルミニウムのブロックと重量用の真ちゅうのブロックから高精度のCNCマシンで製造され、サンドブラストと陽極酸化処理により、表面に希望の色のテクスチャーの滑らかな仕上げを施します。
ということで表面がとても綺麗です。

こちらは裏面です。重りは外されてきました。

重りとネジ一式が入っていました。

ピンセット類は気になってた「KBDFANS LUBE TOOLS COLLECTION」を購入してみました。
ルブ(潤滑)するときに必要なステムを持つやつ、ピンセット、ブラシ2本がセットになったものです。これで5ドルなので持ってない人はおすすめです。

こちらは真鍮製の重りです。表面処理がかなり綺麗でツルツルしています。スーリヤと呼ばれるエンブレムが印字されています。

裏面にはマジャパヒトの文字。

いっしょに購入した「MAJA WOODEN WRIST REST」もいい感じにハマってくれます。
「MAJA」キーボードビルド&レビュー
「MAJA」のスペック
マウント方式 | トップマウント |
PCB | ホットスワップ対応(RGBLED付) |
ファームウェア | QMK / VIA |
フォーム | ケースフォーム&プレートフォーム |
接続方法 | TYPE-C |
Alice配列ってこと意外は普通なスペックです。
そしてまたトップマウント方式のキーボードでした。そろそろ違うマウントのがほしい。
「MAJA」のビルド

早速、組み立てていきましょう。

まずはネジを外して分解していきます。

分解するとケースフォームが見えました。ちゃんとホットスワップソケットに合わせて切込みが入っています。


ボトムケースにロゴが入っておりかっこいい。

ケースフォームとプレートフォームが取れました。


トップケースにプレートがマウントさているのでこれも外しておきます。

ホットスワップソケット付きPCB

RGBLED付きです。

念の為、組立前に使えるか確認しておきます。

問題なかったので「C³EQUALZ X TKC SCREW-IN STABILIZERS」のスタビライザーを付けていきます。このスタビライザーかなりいい感じなので追加発注したいのですがまだまだスタビがあるので躊躇しています…。

しっかり潤滑して取り付けます。スタビの下に「KBDFANS STABILIZERS FOAM STICKER」も貼って吸音します。
スタビのワイヤー潤滑にはこれがとても良いです。

プレートにPCBをつけるためのスペーサーをネジで付けます。

プレートフォームをのせます。

PCBをのせて、さっき付けたスペーサーにネジ止めします。

ケースフォームものせます。

マジャパヒト重りもボトムケースにネジ止めします。めちゃ重かった。

最後にボトムケースものせてネジ止めしてケースは完成です。


この真鍮のツヤツヤ感伝わるだろうか。今まで見てきた中で一番綺麗です。

スイッチを取り付けていきます。色々迷いましたが今回は「SoHo Linears Switch」にしました。67gのリニアスイッチで非常にアルパカに似た打鍵感を持っています。
初めて使いましたがアルパカより好きかも…。


「SoHo Linears Switch」は色もかっこいいので好きになりそう。

キーキャップは白ケースなので「GMK BLEACHED」を取り付けていきます。
「MAJA」ビルド完了





という感じでなかなか良さげなキーボードが出来たんじゃないでしょうか。やっぱりケースとキーキャップがめちゃ合ってますね。


PCBはLEDにも対応しているので光らせることも出来ます。

めっちゃ重いので重量を計測したらカンストしてしまいました。

体重計で再計量したらジャスト3kgでした。武器にもなるキードードいかがでしょうか。
「MAJA」のタイピング動画
全然Alice配列に慣れていない時に撮ったので何も見ず虚無でキーを叩いてるだけの動画です。「SoHo Linears Switch」の参考になれば幸いです。
Alice配列の使用感

ファーストインプレッションはめっちゃ指疲れる!
僕はあんまりホームポジションとか気にしたことないので左右の手で使うキーが決められているのは結構ストレス感じました。でもこれは長時間使っていれば慣れてくるんだろうなと思います。
実際この記事も「MAJA」で書いており結構使いやすくなってきたかなって感触があります。これで指の正しいホームポジションを矯正したいと思います。
スペースバー分割が便利すぎる
Alice配列の特徴でもあるスペースバー分割が思った以上に使いやすいです。
VIAを使うことでスペースバーをHOLDしているときはFnキーを割り当てることができるのでキーマップの幅がスタンダードキーボードよりグンと広がります。
MAJAの微妙なところ
うわぁと思ったのがこの配列で矢印キーって必要あったのかなって思ってしまいました。
スペースバーをHOLDした時に「I,J,K,M」あたりに矢印キーを振っておくことでホームポジションで矢印操作が可能になります。
そうなると右側の矢印キーってあまり使わないことに気づいてしまいました…
まとめ:Alice配列なかなかいいぞ…

「VULCAN X KBDFANS MAJA MECHANICAL KEYBOARD DIY KIT」のビルド&レビューでした。
初のAlice配列で緊張感がありましたが実際使ってみると自分のホームポジションを見直すのに結構いいなと思いました。分割していることで意識してタイピングするようになるのでこれを気に正しいホームポジションに直したいと思います。
「MAJA」に関してはとてもビルドしやすく良キットです。ケースや重りもとても綺麗でまたお気に入りのキーボードができました。
思わぬ出費でしたが結果満足です。ありがとう「MAJA」
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E-Whiteいいですね
白×白の組み合わせは憧れます
同じMAJAのBlackを購入しましたが、
こちらも渋い黒で良い感じです
ちなみにスペーサーとネジが結構余った(予備?)のですが、
フジワラさんも同じ状況ですか?
止め忘れたかと心配になりまして、、、笑
コメントありがとうございます。
僕もBLACKと超迷いましたが今回は白にしちゃいました。
スペーサーとネジは僕も結構余りましたね
止めるところは止めたと思うので予備だと思ってますw
MAJA仲間がいて嬉しいですコメントありがとうございます。