Twitterを見ていたことによって買わされてしまったPercent Studioの「Trio-60」が届きました。InStock品でしたが届くまで2ヶ月位はかかったかな。
HHKBライクなキーボードでかっこいいです。
ガスケットマウント&PCプレートを採用しているので打鍵感がとても良さそうです。
本当はAoyama(Powder Coating)カラーがほしかったのですが、気づいたときは売り切れでした。
「Trio-60」のパッケージ
赤いパッケージがとてもかっこいい。
カラーはDesert(Powder Coating)を選択しました。
この子かわいい。
初の粉体塗装ケースなのでテンション上がりました。触った感じもザラザラしてて最高。
裏面もシンプルでいい感じです。
エビもいます。
真ん中のロゴは透過してありPCBにLEDがあれば光ります。
側面のデザインもかっこいい。
Trio Pcb
キースイッチLEDはありませんが右上にアクセントLEDがついています。
1.5mmのPCプレート。
他ネジやガスケット類。
「Trio-60」キーボードビルド&レビュー
「Trio-60」スペック
サイズ | HHKB |
重量 | 2kg |
プレート | PC |
マウント | ガスケット |
PCB | はんだ付けPCB |
接続 | USB Type-C |
ガスケットを何十枚と使ったキーボードは初めての組み立てなのでワクワクしました。しかも初のはんだ付けPCBです。今まではホットスワップで楽してきましたがついに高校以来のはんだごてを握ることになります。
「Trio-60」ビルド
組み立ては「Trio Build Guide」を参考にしました。
丸の箇所にネジがあるので外します。ネジを内側に配置することで裏面からネジが見えないようになってる。
トップとボトムケースが分離します。
ボトムケースにType-Cとケーブルを繋いでおきます。ついでに吸音材も配置。
さっそくガスケットを貼っていきます。ビルドガイドの写真を見るとこの位置に貼る感じなんだけど合ってるのか不安でした。
とりあえず全部貼りました。間違ってたら後で直そう。
PCBにスタビライザーを取り付けます。
遊舎工房で購入した高級スタビ「Mekanisk Ultramarine Stabilisers v2」を使ってみます。
潤滑剤を塗りますが塗るときは筆が断然おすすめ。塗りやすいし綺麗に塗ることができます。
色々な筆を買いましたが「タミヤ モデリングブラシ」が一番良かったです。
HHKBはスタビライザーが3つで済むので楽ちんです。
スタビライザーを付けたらスイッチを付けてカチャカチャ音がしないか確認します。大事。
はんだ付けPCBだけど「Mill-Max 3305」を使ってホットスワップ化します。やっぱり気軽にスイッチを外せるのは便利すぎる。(遊舎工房でも買えるけど高かったので海外から買いました)
これは金属の端子をPCBにはんだ付けすることでスイッチの取り外しを可能にするものです。
初めてだったので最初はスイッチの足に金属端子を付けていたんですが、これが付ける時硬すぎて指がとても痛い。いろいろ考えた結果PCBにまず付けてからスイッチを付ければ良いことに気づいた。ほんとチンパン。
こんな感じでPCBの穴に入れていきます。巷ではこれを”田植え”と言うらしい。
戦闘準備完了ぅ~
緊張のはんだ付け。はんだごては学校で机に穴を開けた以来なので怖い。はんだ付けに必要なツール類はこちらの記事でまとめてありますので参考にしてください。
温度とかよくわからないので300℃でトライ!
楽しい・・・
最初の10個くらいはなんかイマイチでしたがだんだんコツを掴んで最後の方はいい感じに出来ました。はんだはちょっとだけ盛るだけで綺麗にくっつきますね。
時間がかかるのかと思ったけど慣れたら15分くらいで60個くらいハンダできました。鍛えればもっと早くいけそう。
いろいろありましたがなんとかできました。ちなみに使ったスイッチは「SP-STAR PURPLE」です。全てのキーが反応するかチェックしてケースにマウントしていきます。
マウントする前にPCプレートにガスケットを貼っていきます。
サンドイッチする感じで貼っていきます。
こんな感じで全て貼りました。
ボトムケースに位置が合うように乗せます。
画像のように溝にハメる感じです。
トップケースで挟む感じで取り付けていきます。
あとは押し込みながら内側のネジを締めて完了です。
最後にゴム足を付けようと思ったのですが2枚しか入っていなかったので取り付けられませんでした泣 ロゴ部分が底面に干渉してしまうのでゴム足は必須です。
しょうがないので手持ちの透明なゴム足を取り付けました。ゴム足がないことは連絡済みで新しいのを送ってくれるよう手配してくれました。
Discordを見てると僕だけじゃないみたいで部品欠品の報告が多かったです。
「Trio-60」ビルド完了
キーキャップは「GMK Classic Retro」を装着。
右上のLEDはエフェクトを付けたり色の変更も可能です。
「GMK MODERN DOLCH LIGHT」も付けてみました。なかなかいいのでは。
「Trio-60」Typing Sound
タイピング音も撮影してみました。
まとめ:パウダーコーティングがとても良い!
久しぶりにHHKBライクなキーボードを作成して使ってみましたがやっぱり使い勝手がとてもいいです。先日作った「MODE80」もかなり気に入っていたのですがこっちもかなり好きです。
パウダーコーティングというのもあってこのカラーにしましたが質感がよく指で触りたくなる感触をしています。業務用キーボード感も増すので、こういうのが好きな人はパウダーコーティングおすすめです。
それではまた次回!
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