以前から気になっていたTaiHaoキーキャップを「ゆかりキーボードファクトリー」から購入しました。
LEDを綺麗に透過するキーキャップが欲しかったというのもあって「Sakuramichi」と「Rainbow Sherbet」の2つを購入しました。どちらも1万円以下で購入できます。
PBTダブルショットキーキャップとなっており、ABSに比べて劣化しにくく、テカりにくく、印字が剥がれにくいのが特徴です。
PBTとは?
ABSと比較すると高価ですが耐久性があり触り心地はサラサラ・ザラザラしています。
ABSよりも融点が高く成形にコストがかかるためかダブルショットキーキャップはあまり見かけませんが、その融点の高さを利用して昇華印刷に適しています。
厚みのあるPBTキーキャップは「コトコト」・「ポトポト」といった打鍵音がします。
Sansan Builders Blog – キーキャップの素材と形状まとめ
色に関しても、派手目で色々なカラーを使ったものが多いです。
高級キーキャップGMKよりもお安くフルキーボードセットが購入できるのも良い点です。
今回はこの2つのキーキャップを見ていきましょう。
「TaiHao PBT Rainbow Sherbet」のレビュー
名前がレインボウシャーベットということで、段ごとにカラー変化がされているのが特徴のキーキャップです。
透過樹脂を使っているので、LEDを搭載しているキーボードであれば綺麗に印字が光ります。
「TaiHao PBT Rainbow Sherbet」のキーセット
初TaiHaoですが、外箱からこんなにかっこいいキーキャップは初めてです。
段ごとにカラーが違うまさしくRAINBOW仕様。
キーキャップがのっているトレイには印字が細かく書いてあり、配列が覚えられない僕みたいな人にもわかりやすくなっています。これは親切。
開けるまでわかりませんでしたが、キートップ引抜工具が入っています。
いちいち、デザインがかっこいい。
TaiHaoの製造会社「台灣太豪企業股份有限公司」のロゴキーキャップも付属。
なぜかラバー素材のキーキャップも1つだけ入っています。
おまけがたくさんでユーザーもニッコリ。
「TaiHao PBT Rainbow Sherbet」のキーキャップ観察
接写してみてみます。
触った感じはかなりザラザラな印象。
厚みがあるので打鍵音が良さそう。
裏面を見ると透過樹脂が使われてるのがわかります。
光に当てると印字が透過して、きれいに見えます。
いやーこれは綺麗です。
キーキャップもビカビカ光らせたい人にはぴったりかも。
残念だったのがスペースバー。
完全に反ってます。このままはめるとスペースバーが戻ってきませんでした。
仕方ないのでドライヤーで温めてから、手でグニグニと水平になるように修正しました。
修正後は、戻ってくるようになり打鍵感もよくなりました。
「TaiHao PBT Rainbow Sherbet」をキーボードに設置
「Monstargear Alu Xo V2」というTKLに装着してみました。
ポリカーボネートなのでLEDで輝きます。
若干ですが、キーキャップがゆるい感じがありました。
ゆるゆるの箇所は手でも抜けてしまうくらいゆるかったです。
見た目は画像の通り、カラフルで綺麗です。
次は部屋を暗くしてLEDの透過具合を見てみましょう。
「TaiHao PBT Rainbow Sherbet」の透過具合を見てみる
かなりLEDが透過されて綺麗になりました。
ただ、ファンクションキー付近がかなり暗くほとんど透過されていません。
キーの形状やPCBのLEDなのでうまく光が回っていないようです。
この辺はキーボードの仕様に左右されますね。
しかし、思っていたよりLEDが綺麗に光ってくれたので大満足です。
「TaiHao PBT Rainbow Sherbet」はこの辺にして、サクラミチも見てみましょう
「TaiHao PBT Sakuramichi」のレビュー
「Sakuramichi=サクラミチ」ということでピンク色のグラデーションが綺麗なキーキャップです。
こちらも透過樹脂を使っているので、印字が光る仕様です。
「TaiHao PBT Sakuramichi」のキーセット
外箱がとにかく可愛い。この帯とか最高。
無駄にポートレートモードで撮影する。
箱は厚めで「TaiHao PBT Rainbow Sherbet」よりキーセットが多いです。
こちらにもキートップ引抜工具が付属します。
ピンクのグラデーションがとにかくかわいい。スペースバーが3つも入ってるし、ISO-ENTERもあるので幅広く使えるキーキャップになっています。
これは女の子にも受けそうなキーキャップ。
「TaiHao PBT Sakuramichi」のキーキャップ観察
可愛いピンク色。
こちらも先程と変わらず、ザラザラ質感。
裏面には透過樹脂が使われています。
よく光を通します。
こちらも残念ながらスペースバーが反っていました。
3つ入っていて3つとも若干反ってるので、ドライヤーで熱しときました。
ドライヤーでやるとめちゃんこ熱いし、ぐにゃぐにゃになるのでスペースバーがおかしくならないか心配。
「TaiHao PBT Sakuramichi」をキーボードに設置
こちらも「Monstargear Alu Xo V2」に装着しました。
え、わたしのキーボード・・・お洒落すぎ・・・
上からの配色が完璧すぎる…
サクラミチ…最高…
ポートレートモードで撮ってみました。
なんでこんなにかっこよくなるんだろう…
この写真はザラつき具合もよくわかります。
サクラミチに関しても若干キーキャップがゆるいところがありました。
ポロポロ取れるわけではないので、問題ないですが少し気になりました。
これはお遊びで撮影しました。
最近購入した「Aputure AL-MC」というLED照明を使っています。これを使うとキーボード撮影の幅が広がります。もちろん他の物撮りにも最適。
関連記事 【Aputure AL-MC レビュー】物撮りに最適!コンパクトなRGB LEDライト!【アプリ対応】
それではこちらも透過具合を見てみましょう。
「TaiHao PBT Sakuramichi」の透過具合を見てみる
サクラミチはファンクションキーもしっかり透過されていますね。
「Rainbow Sherbet」と比べてしまうと透過具合はサクラミチの方が綺麗です。
似合うLED色もあると思うので、そこは調整しながら最適な色で照らしてあげたいです。
ポリカーボネートのケースによく似合うサクラミチでした。
まとめ:低価格で変えるTaiHaoが好きになりました
TaiHaoキーキャップ2つとも大大大満足でした。
これが1万円以下で購入できるのはめちゃんこ嬉しいです。
一部気になる点もありましたが、それを引いても全然購入しちゃうレベルです。
今までGMKのキーキャップばっかり触ってきたので、とても新鮮でした。
ザラつき感も不快な感じではなく、気持ちいい感覚で良かったです。
厚みがあるのでとにかく打鍵感がいいです。タイピングしていて楽しい!
TaiHao胸を張っておすすめできるキーキャップでした。
各商品ページは下記からどうぞ!
おまけ:購入したものいろいろ
最近買った小物系を紹介!
ゆかりんキーキャップ
「ゆかりキーボードファクトリー」で購入したのでついてきたゆかりんキーキャップ。
かわいいです。緑みたいな字だけどなんて読むんだろ。
Gem Holder
遊舎工房で購入した「Gem Holder」
スイッチを潤滑するときのステム持ちに使えます。
これは海外サイトでよく見ててほしいなーって思ってたけど、これ1本だけ輸入するのもなーって思ってたら遊舎工房さんで入荷してくれたので即購入しました。
今使ってるペン型のステムホルダーはノック部分が重くて長時間作業してると指が疲れます。こちらはそんなことなくてノックも軽くて良さげです。
DES Films
MXスイッチ用ガスケットフィルム「DES Films」です。
スイッチのトップハウジングとボトムハウジングの間に挟めて使用します。
隙間を無くす役目とトップハウジングの振動をやわらげる効果があります。
画像のようにはさめば、ハウジング間のグラつきがなくなり音が良くなります。
プラフィルムのように固くはないので、色々なスイッチに適合しそうです。
もし「DES Films」が余ってしまって使い見がなくなったらどうしよう!
そんなあなたにこんな方法があります!
やましたかずおさん!ありがとうございます!
というわけで本日のおまけコーナーは以上となります。
また次の記事でお会いしましょう~!
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