最近キーボード組み立てなどで精密ドライバーを使う機会が増えてきたこともあり、もうちょっとマシなドライバーを購入したいと思っていました。
今後も自作PCやスマートフォンの分解などいろいろやりたいことがあるので、1つくらい良いのを持っておこうという考えです。
今使っているのは「Xiaomi Wiha」という精密ドライバーセットです。
このドライバーもおしゃれでコンパクトで気に入っていたのですが、ビットが短いので深い穴にネジ止めされている場合、ビットが届かないという問題が結構起こりました。本体も伸びる構造ではないので、届かないと詰んでしまいます。
これはイケてないな-と思いながらAmazonで精密ドライバーを検索してみると死ぬほど出てくるのでどれがいいか全くわからない。
仕方ないのでレビューを読んだり、検索してたりすると「Nanch」というメーカーが値段も手頃で、使い勝手が良さそうでした。
55個の磁気ビット、内蔵延長ロッドを搭載したドライバー本体、磁気を回復させるビット磁気補充器がセットになった物です。これだけビットが入っていて3500円。
あまり安物を買うと精度や品質が悪くなりそうなので3000円位のものが理想でした。
そして重要なのがビット磁気補充器。これがないとビットの磁気が弱くなったときにネジがドライバーにくっつかなくなって使い勝手が非常に悪くなります。
日本のレビューはあまりないけど、海外レビューがたくさんありほとんどの人が高評価だったので、まぁ大丈夫だろうという気持ちでこれに決めました!
という感じで、早速届いた「Nanch 精密ドライバーセット」を見てみましょう!
「Nanch 精密ドライバーセット」のパッケージ
こちらがパッケージです。まぁ普通ですね。
精密ドライバーとかってみんなこだわってたりするのかな。
こちらが「Nanch 精密ドライバーセット」の中身です。説明書と本体。シンプルです。
説明書の中身は英語でした。ドライバーなので特に難しい操作は必要ありません。
「Nanch 精密ドライバーセット」レビュー
プラスチックケース
こちらが本体です。青いプラスチックケースに入っています。
透明の部分もあり中のビットが見えます。
裏面には入っているビット一覧がありました。
本体を開けてみましょう。2つのロックがあるので外して開閉します。
こちらがビットと本体です。右側の灰色の物がビット磁気補充器です。
品質検査合格証が入っていました。
ドライバー本体
こちらがドライバー本体です。小さくて軽くていい感じです。
根本にはグリップ力を上げるために溝があります。
ネジを回したときに回しやすいように、手のひら側に当たる部分は独立しています。
ドライバー本体には内蔵延長ロットが仕込まれているので、画像のように金属部を下に下げることでロットを延長することができます。
ポップアップで飛び出すので気持ちいい。伸ばした状態でもロットにブレや大きい遊びがなく加工品質の高さが伺えます。
これだけ延長できればマザーボードなどのネジ止めも難なくできそうです。
ビットの取り付けはロットとは逆で、先端を上方向に押し上げます。
するとビットを取り付けられる状態になります。
あとはビットを押し込んで、先端を戻すだけでガッチリと取り付けることができます。
これでビット取り付け完了です。
中の構造はこのようになっており、ロット側のベアリングボールがビット側の6つの溝にがっちりはまる仕組みです。これでビットが抜けたり空回りすることがありません。
キーボードの本体を開けるときにビット取り付け部分がぶつかるかな-と思いましたが、ビットがこれだけ長いので問題なさそうです。
ビット磁気補充器
こちらがビット磁気補充器です。2つの穴があります。
画像のように穴にビットを入れてガチャガチャ動かすと磁気が復活します。
このようにネジが吸い付くようにビットにつきます。時間が立つと磁気が弱くなってくるのでこの器具は個人的に必須でした。
2つの穴がありますが、左側が磁気を付与する側、右側が磁気を取り除く側です。
まとめ:ドライバーは良いものを使おう
これからよろしく。
キーボードと比較するとこれくらいの大きさ。
「Nanch 精密ドライバーセット」のレビューでした。ドライバーにはあまり詳しくないですが、3000円でこれだけのクオリティなら文句ないかなといった印象です。
あとは色々な場面で使ってみて、どのくらい適応できるか見定めたいと思います。
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