最近新しいカメラを購入して物撮り意欲が上がってきたが、何か足りない何か足したいということに気づいた。いろいろ考えたが、とりあえず新しい照明器具でも導入しようかと思いたった。(Youtubeのレビュー動画を見ながら)

今回購入したのはスティック型のRGBLEDライトだ。手で持ったり、磁石でくっつくけたり、ただその辺に置いておくだけで映える写真が撮れる製品になっている。
製品名は「FalconEyes IRISA1」となっており、あのLEDライトで有名な「FalconEyes」社製のものだ。一番有名な製品は「FalconEyes F7」で、いろいろなブロガーやYouTuberがレビューしている。
僕はすでにRGBLEDライトの「Aputure AL-MC」を所持しており、同系統の「FalconEyes F7」でもよかったのだけど「Aputure AL-MC」の次に購入するには機能的なインパクトがなさすぎて今回はスルーした。
今日はそんなスティック型のRGBLEDライト「FalconEyes IRISA1」をレビューしていく。
「SOONWELL MT1」返品→「FalconEyes IRISA1」購入
実を言うと「FalconEyes IRISA1」を購入する前に「SOONWELL MT1」というスティック型のLEDライトを購入している。
調整可能な色温度1600K-20000K、IP68の防水機能、7650mAhの大容量バッテリーを積んだ最強のスティック型だと思っていたけど、実際使ってみて3日後にはAmazonに返品してしまった。
返品を決めた1番の理由はアプリが糞すぎた。2番目に内蔵磁石に難あり。
「SOONWELL MT1」のアプリが糞すぎた
「SOONWELL MT1」はアプリに対応しておりアプリ上からLEDの色や光量を調整することが可能なのだが、このアプリのレスポンスがすこぶる悪い。再接続が遅すぎて色を変えようとアプリを起動するたびに再接続を繰り返しようやく繋がる。一通り撮り終えてライティングを変えようにもまた接続が切れており再接続の繰り返し。もう使えないなと思った。
しかもなぜかこのご時世Androidアプリしか出しておらず、iOSデバイスしか持っていない人はアプリ操作ができないという何とも言えない感じになっている。
「SOONWELL MT1」の内蔵磁石は重い
「SOONWELL MT1」には内蔵磁石がしこまれており、鉄製の扉などにくっつけて使うことができ色々なライティングを楽しむことができる。しかし、この磁石が重いのか本体が転がってLEDライトが常に上にしか向かなくなる。横向けにLEDライトを置くことができないのだ。
そのため画像のように三脚にLEDライトを挟める器具を使ってようやく横向きにライティングすることができる。もちろんスティック型なのでそのまま縦で置くこともできるのだが、横で使いたい時もある。これは僕の使用用途に合わない。
という2つの理由から「SOONWELL MT1」は返品し、「FalconEyes IRISA1」を購入した。
もちろん「FalconEyes IRISA1」は上記2点の問題を解決しているので安心してほしい。
「FalconEyes IRISA1」レビュー
FalconEyes IRISA1 | SOONWELL MT1 | |
---|---|---|
色温度範囲 | 2500K-9999K | 1600K-20000K |
出力 | 13W | 10W |
バッテリー容量 | 3200mAh | 7650mAh |
充電端子 | Type-C | Type-C |
急速充電 | QC3.0対応 | QC3.0対応 |
防水 | IPX4 | IP68 |
磁石 | 内蔵 | 内蔵 |
LEDパネル | あり | あり |
DMX | 入力/出力 対応 | 未対応 |
アプリ対応 | ○ | ○(接続が遅い、Androidアプリのみ) |
ネジ穴 | 1/4 “-20″(1箇所) | 1/4 “-20″(1箇所) |
重量 | 560g | 650g |
せっかくなので「SOONWELL MT1」と比較してみた。
色温度の調整幅とバッテリー、防水性能は「SOONWELL MT1」の圧倒的勝利である。
また、見た目のかっこよさに関してもフルアルミボディの「SOONWELL MT1」の方がかっこいい。
アプリなんて使わないよー、横向きにLEDライトなんて置かないよーって人は普通に「SOONWELL MT1」を購入したほうが幸せになれると思う。
値段に関しても「SOONWELL MT1」の方が安い。
「FalconEyes IRISA1」のパッケージ
パッケージはパリピな感じ。実はこの「FalconEyes IRISA1」は日本で販売になったのが最近でAmazonを見てみると1月8日から取り扱いが開始になっている。
ちなみに公式サイトを見てみると
IRISA 1 (13W / 340mm)
IRISA 2 (25W / 642mm)
IRISA 4 (50W / 1245mm)
上記3つのラインナップがあるようだが、日本ではまだ「IRISA1」しか購入できない。
外箱を開けてみると「FalconEyes IRISA1」専用のケースが出てきた。外に持っていきたい人にはうれしいケースである。
しっかり「FalconEyes」のロゴも入っています。このロゴ普通にかっこいい。
ケースはダブルジッパーになっており開けやすい仕様です。
こちらが本体。
中身は「IRISA1本体、説明書、品質合格書、A to Cケーブル」の4点のみ。
説明書はもちろん日本語対応していない。だけどこういうLEDライトって機能的には同じものが多いから触って操作感を覚えていくものだと思ってる。
品質合格。QC-PASS!
A to Cケーブル。
QC3.0に対応しており、高速充電が可能です。
こちらが「FalconEyes IRISA1」本体。やっぱり「SOONWELL MT1」と比べちゃうと安っぽい感じがする。
Type-Cに対応しており、DMXという端子にも対応している。
本体にはボタンが付いているがこちらも何とも言えない安っぽさ。僕はアプリでしか操作しないので問題ない。
「FalconEyes IRISA1」の点灯チェック
LEDライトって光らせるしかないから点灯の写真くらいしかのせるものがない。ということで点灯の写真です。
電源ボタンを押すと点灯開始。ボタンのレスポンスは思った以上に良い感じ。
RGBLED対応なのでいろいろな色に光らせることができる。
白色にしておくと非常灯みたいで雰囲気ある。スティック型はこうやって縦置きできるのがメリットである。縦に置くだけで広範囲に光が拡散します。
実は2本購入していました。2本購入してもアプリを使えば同時に色を調整できるのでやっぱりLEDを買う時はアプリに対応したものを購入したほうがいいと思う。
Type-CとDMX接続端子。
点灯するとダサい本体もかっこよく見えてきた。
磁石は本体の端っこに装着されています。小さいですが強力でどこでもくっつきます。
DESAL Lite(BluetoothリモートAPPコントロール)
アプリは上記のものを使う。使い方はデバイスを追加するだけなので割愛します。カラーパレットなどもあるので普通に使いやすいアプリです。
接続再接続もかなりスムーズでストレス無くライティングを楽しめます。
前述した通り、グループ機能もあるので複数デバイスがあっても管理が楽だし、調整が簡単です。
こうなると全てのLEDは「FalconEyes」に統一したくなるのでいい策略だと思います。
残念ながら現状日本語には対応していません。
僕がいつもどんな感じで撮影してるかというと適当にライトを当ててるだけです。
とりあえず横から良い感じに当てとけばそれっぽくなるので。
あとはTwitterで写真を上げてる人を見つけて研究します。
これは光を上げてみました。こうすることで全然違う写真になります。
この縦置きが強すぎてこれからのライティングがめっちゃ楽しくなりそうです。これは購入してよかった。
僕の使い方だと磁石の使い道がないですが、鉄製の場所にビッタンビッタンくっつきます。
これはパソコンケースに取り付けてみた。
真ん中になんか置いて撮れば良い感じかも。
「FalconEyes IRISA1」の充電速度
うちには電流電圧値を測るチェッカーがあるので計測してみました。
充電すると本体端っこにあるLEDが赤点灯します。
QC3.0対応の充電器を持っていることが条件になりますが、約16Wくらいで充電されました。
容量が3200mAhなのですぐに満充電までいけそうです。
まとめ:スティック型のRGBLEDは2本は持っておくべき
物撮り意欲が上がってきたなら物撮りしろよ!って感じですが、なぜか照明器具を追加して物欲を満たしてしまいました。結果、スティック型のRGBLEDライトは最高で、いろいろな使い方ができるのでライティングのバリエーションが増えていきそうです。
実をいうとまだ僕のLEDライトの旅は終わっておらず、本記事の写真にちらっと登場した「FalconEyes F7Ⅱ」も近日中にレビュー予定です。これはみんな持ってる「FalconEyes F7」の後継機となりいろいろな機能が追加されています。
「FalconEyes F7」のレビュー記事を書きました!ぜひ最強のLEDライトを見てみてください!
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