コンパクトLEDライトは「Aputure AL-MC」を2個購入して使っていたが、最近光量の範囲が小さいのとバッテリー消費の速さにストレスを感じていた。
また以前レビュー記事を書いたスティック型の「FalconEyes IRISA1」を購入したが、思った以上に使い勝手がよかったのでどうせなら照明系は「FalconEyes」社製に全て統一してしまうか…ということを考えている。操作アプリが1つになるメリットもある。
結果的には「FalconEyes IRISA1」を触った次の日には「FalconEyes F7Ⅱ」をポチってしまいました。
「FalconEyes F7Ⅱ」は「FalconEyes F7」というモデルの上位モデルとなっており、アプリ制御に対応し、少しではあるが性能アップがされた製品である。
本日はそんなRGBLEDライト「FalconEyes F7Ⅱ」を開封からレビューしていく。
「FalconEyes F7Ⅱ」は米アマゾンから購入した
自分がアホでほんと嫌になるが「FalconEyes F7Ⅱ」は最近出たばかりの新製品だから日本のAmazonに売ってないな…(検索するがヒットしない)よっしゃ米アマだ!というネット通販ベテラン風な感じで米アマから輸入して購入してしまったのだ。
注文してから数日後にもう一度検索したら普通に日本Amazonに並んでおり、無駄に税金を払っただけのおバカさんみたいな買い方をしてしまった。製品の値段も、日本も米もあまり変わりがないのでほんとに税金だけ払ったおバカさんだ。
最近では米アマで購入してもDHLという超高速配送会社が請け負ってくれるので、1週間位で日本に着弾する。めっちゃ早いの輸入している感じが薄くなっている…。
という感じで「FalconEyes F7Ⅱ」が届きました。2個。
「FalconEyes F7Ⅱ」レビュー
FalconEyes F7Ⅱ | FalconEyes F7 | Aputure AL-MC | |
---|---|---|---|
色温度範囲 | 2500-9999K | 2500K-9000K | 3200K-6500K |
出力 | 12W | 12W | 5W |
バッテリー容量 | 3800mAh | 3000mAh | 2600mAh |
充電端子 | Type-C | Type-C | Type-C |
ワイヤレス充電 | × | × | ○ |
防水 | なし | なし | なし |
磁石 | 背面にあり | 背面にあり | 背面にあり |
LEDパネル | あり | あり | あり |
アプリ制御 | ○ | × | ○ |
ネジ穴 | 1/4 “-20″(1箇所) | 1/4 “-20″(1箇所) | 1/4 “-20″(1箇所) |
重量 | 365g | 300g | 128g |
本体サイズ | 160×86×15mm | 156×80×15mm | 93x61x17mm |
「FalconEyes F7Ⅱ」はやっぱり発売したばかりなのかAmazonレビュー、Youtubeにも動画があがっていませんでした。なので簡単ですが、スペックを一覧でまとめてみました。
旧モデルとなったF7とAputure AL-MCも比較対象としています。
比較して驚いたのが「Aputure AL-MC」が5Wのパワーしかでないこと。色温度調整もF7シリーズと比べると数値が低いです。バッテリーに関しても2600mAhしか積んでおらず光量のパワー不足、充電切れの早さはここから読み取ることができました。しかも価格がF7シリーズより高額です。もうここで「Aputure AL-MC」は脱落しています。
一方、F7無印とF7Ⅱでの違いといえばアプリに対応したこととバッテリー容量と色温度範囲が少し上がった程度で他の部分はF7無印の性能を受け継いでいました。あと重さがF7Ⅱは65g重くなっています。
現在の価格だとF7無印が11,000円、F7Ⅱが14,000円と値段もそんなに違いはありません。これなら断然F7Ⅱを購入するのが正しい選択です。
「FalconEyes F7Ⅱ」のパッケージ
こちらが「FalconEyes F7Ⅱ」のパッケージとなります。スマホやん!ってのがファーストインプレッション。
米アマゾンで頼むと何だが外装が汚いんですよね。ダンボールがボコボコなのはわかるんですが。。。
パッケージはとてもかっこいい感じです。
さっそく開けてみましょう。いろいろ付属品が見えます。
「FalconEyes F7Ⅱ」本体です。合計204個のLEDが搭載されています。これはパワーがありそう。
本体などなど。
LEDディフューザーも2種類付属しています。これはLEDをそのまま点灯すると光量を抑えても光の当たり方が強すぎる場合があるので、その際に本体にかぶせて使うことで光を柔らかくしてくれるものです。重要。
専用ケースが入っていました。出先に持っていく際に便利。
専用ケースを開けてみると、マウント類とA to Cケーブルが入っていました。
これの使い方がいまいちわからない…。
パッケージの中身は以上です。
「FalconEyes F7Ⅱ」本体チェック
こちらが本体です。ボディはアルミニウム素材なので高級感があります。
こちらが裏面カラーパレットが配置されています。その他仕様など記載されています。
反対側はこんな感じ。この操作パネルが密集してる感じがいい。
ここで電源入れてみる。電源ONはボタンを長押しです。
パネルはOLED(有機EL)パネルを採用しており、綺麗に写ります。
操作パネルです。電源ボタン、ダイヤル2つ、Type-C差込口があります。
QC3.0充電に対応しているので対応している充電器があれば高速で充電することができる。
底部には1/4 “-20″のネジ穴があります。標準的なネジ穴なのでこのままどのスタンドにもつくでしょう。
ずっと使ってきた「Aputure AL-MC」と比較してみました。やはりサイズ感が段違い。
こうみると「Aputure AL-MC」は超コンパクトLEDライトだったとわかる。
LEDの数からして違うのでだんぜんF7Ⅱの方が明るい。これはF7Ⅱの圧勝です。
「FalconEyes F7Ⅱ」点灯チェック
点灯してる写真ってなかなか難しい。一応光ってる写真。
こっちはRGBLEDです。
2個買っているのでさっそく遊んでいきます。
僕の使い方として本体の操作パネルは使わないのでアプリにデバイスを追加して同期させます。
DESAL Lite(BluetoothリモートAPPコントロール)
アプリは上記のものを使う。使い方はデバイスを追加するだけなので割愛します。カラーパレットなどもあるので普通に使いやすいアプリです。
接続再接続もかなりスムーズでストレス無くライティングを楽しめます。
グループ機能もあるので複数デバイスがあっても管理が楽だし、調整が簡単です。
こうなると全てのLEDは「FalconEyes」に統一したくなるのでいい策略だと思います。
残念ながら現状日本語には対応していません。
さっそくスタンドに装着して使ってみます。使ってるスタンドは「SIRUI 三脚」です。
卓上で使うにはコンパクトで使い勝手がよいスタンド。
光量が強くてよい、僕が求めていたのはコレかもしれない。
本体が大きいので光の拡散もいい感じ。
こちらは最近作ったキーボードです。
物撮りに楽しさを与えてくれるLEDライト最高です。
最近Instagramなど見て学んだLEDライトの当て方。
こうやってキーボードの真下にLEDライトを配置してから何かを挟んでキーボードを置くとさっきのような写真が撮れます。
「FalconEyes F7Ⅱ」の背面には強力な磁石が内蔵されているので、こんな感じに鉄製の場所に貼り付けることができます。出先での撮影でも重宝しそうな機能です。
「FalconEyes F7Ⅱ」LEDディフューザーチェック
写真じゃ光の加減なんて伝わらないかもしれませんが、一応のせておきます。
こちらがLEDディフューザーなしの状態。これだとかなり光が強くて扱いに困るかもしれません。
この白いディフューザーを付けてみます。これよくできていてスタンドにLEDライトを付けた状態でも脱着できるように考えられています。これは素晴らしい。
これが付けた状態。少し光が柔らかくなったと思います。
次はこの黒いディフューザーを装着。こちらもスタンドに付いた状態でも装着できました。
コメントでこちらはグリッドというものだと教えていただきました。ご教授ありがとうございます!
このグリッドは付けた感じ、光の拡散を抑えスポットライトみたいな感じに光を当ててくれます。
キーボードが主役のように撮影することが可能になった。めっちゃかっこいい。
グリッドを使って撮った写真。
グリッドを使って撮った写真2。
「FalconEyes F7Ⅱ」充電チェック
最後に充電速度のチェックをして終わりましょう。
「FalconEyes F7Ⅱ」はQC3.0に対応しているので高速で給電することができます。
チェッカーを見てみると約15Wで高速充電されているのが確認できます。バッテリー容量が3800mAhもありますが、これならすぐに充電が完了できます。ちなみに充電しながらの点灯も可能です。
高速充電にはQC3.0に対応した充電器が必要になるので注意。
まとめ:「FalconEyes F7Ⅱ」は1万円台で買える最強のLEDライト
「FalconEyes F7Ⅱ」は現在14,000円ですが、この価格帯で買えるRGBLEDライトでは最強です。僕としてはアプリ制御に対応したメリットが大きすぎました。
同社の「FalconEyes IRISA1」といっしょに使用することができるし、デバイスごとにいちいちアプリを変更しなくて済むのでライティングのストレスが解消されました。当分は「FalconEyes」さんをたくさん使わせてもらうことになりそうです。
コメント 承認後に表示されます
IRISA1とどのように使い分けされるかお聞きしたいです。
白いディフューザーの目的は「光源の粒を見えなくするため」です。
人物の写真を撮られたことはありますか?
被写体の人物がF7の光源を見てしまうと、目に残像が残り大変ストレスになります。
それを軽減するためにあるのです。
また、黒いのはディフューザーとは言わず、グリッドといいます。
ストロボで撮影をされたことが無いようですね。
ストロボにはグリッドが付いてますよ。
ご教授ありがとうございます。
物撮りしかしないため大変勉強になります。