LED200個のパネルを搭載したサイバーパンクなキーボード「CYBERBOARD」を以前レビューしましたが、そのポリカーボネート版が登場し購入することができました。
以前はクラウドファンディングサイト「indiegogo.com」で販売されましたが今回は独自サイトで販売されました。確か30分程度で全て売り切れたと思います。
以前の「CYBERBOARD」は本体にアルミニウムが使われ超ヘビーなキーボードでしたが、今回はポリカーボネートを使用することによってパリピのようにピカピカ光る僕好みなキーボードになっています。
なかなかのお値段でしたが💸「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」をレビューしていきます。
「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」のパッケージ
ちなみになぜ「XMAS SPECIAL」かというとクリスマスをコンセプトに作成され、クリスマスに販売されたからです。
届いたのは4月の頭という。
めちゃんこかっこいいダンボールで着弾しました。
「AngryMiao」のロゴがかっこいい。
ダンボールについているテープもいちいちかっこいい。
オープンすると前回と同様素晴らしいケースが出てきました。
以前はケースに穴があいて到着する人もいたようなので梱包はしっかり改善されています。
スーパーかっこいいケース。
ケースデザインも素晴らしい。
裏面は男の子が大好きな傷が付いています。
ケースは旧版から改善され小型化されました。
全体の大きさがかなり違います。
ちなみにもう1つボッコボコで届いたものもあります。さすがにボコボコすぎて佐川の人に確認してほしいと言われました…。
こちらはあとで紹介します。
ちなみにアルミプレートも別で購入しました。デフォルトはポリカーボネートプレートなのでスイッチ交換するときにでも変えようかな。
ネジ類と音を吸収するためのゴム?みたいのも付いてました。
ちなみに前回もプレート買ったけどまったく交換してない(あ
「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」のレビュー
「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」のスペック
品名 | CYBERBOARD XMAS SPECIAL |
接続方式 | Type-C or Bluetooth5.0(切り替え可能) |
バッテリー容量 | 10000mAh(5000mAh x 2) |
レイアウト | 75%(ANSI layout) |
ケース | ポリカーボネート |
PCB | ホットスワップ(キーRGBあり、5pin) |
マウント方式 | トップマウント |
充電 | ワイヤレス充電に対応 |
LED | 200個のLED搭載(オリジナルアニメーション追加可能) |
説明書 | UserManual |
スペック的には以前の「CYBERBOARD」とあまり変化ありません。ケースがポリカーボネートになり、PCBにキーRGBが追加されたくらいでしょうか。
構造は旧バージョンとは変更されているので分解レビュー時にお見せします。
ちなみに僕はバンドル版を購入したので640ドルでした💸💸💸
バンドル版だとキーキャップ、スイッチ、アルチザンキーキャップなどが付属します。
「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」の本体
それではケースをオープンして本体を見ていきましょう。
今回バンドル版なので「Dancing Cat keycap」が付いています。クリスマスカラーでいい感じです。
本体を取り出すと付属品が見えました。
なんか色々付いています。ポリカーボネートは素手で触ると油分でかなり汚れるので手袋が付属しているのは嬉しいです。他ネジやマニュアル等がついています。
残念なことに今回はステッカーが付いていませんでした。とても悲しい。
購入したのはポリカーボネートのブラックバージョンです。ホワイトのポリカーボネートは他のキーボードでも持っていたのでちょっと変わったブラックにしてみました。
キーキャップ「Dancing Cat keycap」が思った以上に可愛くてびっくりしています。
ちなみにダブルショットABSではなかったのでタイピングしてる間に印字が消えてしまうかもしれません。
キーキャップとも相性がよくかっこいいです。
右上では猫たちがパリピ状態で登場。
キーの印字もなかなかおしゃれです。
メインキーはホワイトではなく茶色がかっています。
こちらがLEDパネル。
今回もType-C接続が採用され、Bluetoothも内蔵されています。もちろん有線でも使用可能です。
「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」はワイヤレス充電に対応しており、「CYBERMAT」を使用することでBT状態でも給電しながら使用することが可能です。
「CYBERMAT」は発売から結構需要が増えており再販を望む声が大きいです。僕も購入からずっと使っていますがなかなか離れられないです。
ポリカーボネートなのでPCBがうっすら見えています。こういう透明系のガジェットって僕と同じ年代の人は大好きだと思う。PSのコントローラーやGBなんかは透明が最強だと思ってた人です。
ポケットステーションも透明版を買ったなぁ…。
「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」のLED点灯
電源を入れてLEDを点灯してみました。かなりピカピカです。
キーの間からも光が見えておりかっこいいです。
ちなみにスイッチは「Kailh Polia」が取り付けられています。LEDがよく回るタクタイルスイッチです。
この部分がめっちゃ好きです。
ダンシングキャットもLEDのおかげでパリピ感が増します。
気になった点はサイド部分はLEDが光っても真っ暗です。PCBにしかLEDは付いていないのでこの辺まで光は届かないようです。
200個のLEDパネルも健在です。仕様は旧版と変更ありません。
独自アニメーションもインストール可能です。
エフェクトはユーザーが作成したものを自由に使用できるので面白いです。
このエッジ部分も大好きです。
LEDパネルの変更するとPCBのLEDも連動して変化するアクションが付いていました。
この辺は遊び心があっていいですね。
「The Chimney Cat」アルチザンキーキャップレビュー
ダンボールがボッコボコで届いたケースの中身です。確かバンドル版を購入した人だけに配られるアルチザンキーキャップになっています。
限定品で再販はしないようです。
アルミケースを開けると登場しました。
煙突に猫が頭を突っ込んでいるなんともかわいいアルチザンキーキャップです。たぶんサンタをイメージしているのでしょう。
煙突部分はアルミが使われており重厚感があり、なかなかよいです。
金○も完全再現されています。
裏面にはLEDを透過するようにポリカーボネートが埋め込まれています。
キーボードに装着してみました。LEDが煙突部分を通って出口付近まで漏れ出しています。
普通にかっこよくてビビりました。
LEDの色でいろいろ楽しめるし「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」にぴったりなアルチザンキーキャップです。
旧「CYBERBOARD」との比較
左:旧版 右:新版
こうみるとかなり印象が違います。
裏面はかなり変更が加えられています。
旧版はコイルが丸見えだったのですが、新版はロゴプレートを間に挟んでコイルを隠しています。そのおかげで裏面もかなりかっこいいです。
旧版は有線とBT切り替えスイッチが裏面に配置されており、切替時にいちいち本体をもちあげる必要がありましたが、新版ではType-C差込口の隣に移動しました。
こちらが旧版のType-C差込口。
こちらが新版のType-C差込口。切り替えスイッチが追加されています。
使用されるネジも変更され新版の方がチタンマフラーみたいな色でかっこいいものになっています。
「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」の分解
完成されたバンドル版でしたが分解します。男の子なので。
XiaomiのMi11というスマホで撮影したのですが、画像がなんか歪んでるというか変な感じになっています。すみません。
まずはキーキャップを外します。75%だと結構面倒。
スイッチは「Kailh Polia」が使用されています。
スタビライザーは独自開発した「CYBERSTABS」です。
PCBはホットスワップ対応でキースイッチを簡単に変えられる素晴らしい仕様です。
キースイッチを全部はずしました。75%だとめんd
本体を分解するので裏面にあるネジを外します。
やっぱりネジがいい焼色になっておりかっこいい。
底パネルが外れました。なんか底面パネルのコイル部分が汚い。
こちらが真鍮製の重りです。これは素手で触るとめっちゃ汚れるので手袋をしたほうがいいです。
バッテリーやコイルなどが接続されたPCB ここも外します。
重りが外れました。めっちゃ重い。
重りの裏側を見てみるとなんとバッテリーが埋め込まれていました。スペースを生かしたナイスな配置。5000mAhのバッテリーを2個搭載しています。
見えないであろう重りにもロゴが入っており熱意が伝わってきます。
PCBも取り外します。
2つのフレキシブルケーブルが繋がっているので断線させないように取り外します。
PCBが取れました。今回LEDパネルの分解はスルーします。壊れたら悲しいので。
これがPCB。ホワイトカラーでかっこいい。
結構分厚いポリカーボネートプレートが使われていました。僕が知ってるのはいつもペラペラの物が多かったので珍しかったです。
「CYBERSTABS」は残念なことにPCBマウントなスタビライザーなので変更します。結構カチャカチャ言ってるので使うならLubeしないとだめかも。
スーパー高級スタビの「Zeal™ Transparent Gold Plated Screw-in Stabilizers V2」に変更します。
PCBにもロゴが印字されていました。かわいい。
以前まではバンドエイドをスタビの下に貼っていたのですが「KBDFANS STABILIZERS FOAM STICKER」という便利なものが販売されているので使っています。ぴったりサイズで作られているので工数削減できます。
吸音効果も良いです。
全てのスタビを交換しました。久しぶりのLube作業で結構疲れた。
あとは巻き戻しで組み上げて完成です。お疲れさまでした。
「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」のタイピング動画
未だにタイピング音を収録するマイクを購入していないのでカメラの内蔵マイクです。
そして「Kailh Polia」はファクトリールブされているのですが、結構カチャカチャしてるので再潤滑しないとだめかも知れません。
「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」の写真集
せっかく撮影したので供養します。
まとめ:今回はパリピなキーボードでした!
「CYBERBOARD XMAS SPECIAL」のレビューでした。とてもお高いキーボードでしたがレビューしてみれば結構満足している自分がいます。特にアルチザンキーキャップの出来にはびっくりしました。猫かわいい。
これで「CYBERBOARD」が2台になったわけですがどう使い分けていこうか迷うところです。キーボードをたくさん持ってる人はどうしてるのか気になります。
次回の「AngryMiao」では世界初のアルミベース分割キーボードを企画しているようです。もうすでに予約受付は始まっておりますが、値段がなんと1600ドルという気絶しそうな額になっています。
予約することで20%OFFになり1280ドルになるようですが、それでも高いです。
予約時は先払いで320ドルを支払う必要があります。気になる方はぜひチェックしてください。
ちょっと僕も気になっています…。
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